子宮頚部(子宮の入り口)を先にブラシのついた専用の器具で擦って細胞を採取し、子宮頚部に発生するがん及び前がん病変の有無を調べる検査です。 また、婦人科診察で子宮・卵巣の状態を調べます。
※月経(生理)中は避けて検査を受けてください。

細い筒状の超音波検査機器を膣より挿入し、画像でみることで子宮や卵巣の異常をより詳しく調べます。病変の大きさ、性質や状態を詳細に評価いたします。子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮内膜症、卵巣腫瘍等がわかります。
※子宮頚がん検査を受診された方のみ追加可能な検査です。

子宮頚がんの原因であるヒト・パピローマウイルスに感染しているかどうかがわかります。子宮頚がん検査で採取した細胞で一緒に検査ができ、この検査を併用することで前がん病変の精度を上げることができます。
※子宮頚がん検査を受診された方のみ追加可能な検査です。
※検査方法の変更により、2022年度より料金変更になりました。

乳房表面にゼリーを塗って、その上から超音波を出す器具をあて、乳腺や乳管の状態や小さな腫瘤の有無を調べます｡しこりを作るがんの発見に対して非常に有効な検査です。20・30歳代の方は一般的に乳腺が多いので超音波検査がお勧めです。

乳房を板で挟み薄く伸ばした状態でＸ線撮影を行う検査です。乳がんや乳腺症など乳腺に起こる様々な病変の発見や診断に役立つ検査です。
40歳未満では乳腺が発達しているため、マンモグラフィ検査では乳腺の異常が分かりにくいことがあります。
石灰化を作るがんの発見に対して非常に有効な検査です。
※妊娠中・授乳中・断乳後３ヵ月以内の方・豊胸術をされている方・身体に医療機器(ペースメーカ､ＶＰシャント､ＣＶポート等)を挿入後の方は受けることができません。

尿検体からマイクロRNAの発現パターンをAI解析し、生活習慣や家族歴などがん発症リスクを高める要素を特定しリスクを数値化することで現在がんである可能性を判定します。
マイクロRNAとは、細胞間のコミュニケーションを行う伝達物質の一つです。がん細胞などでは、特定のマイクロRNAの増減がみられることが分かっています。

消化器セット
（胃・大腸・食道・膵臓）

3大がんセット
（肺・胃・大腸）

選択可能部位：
乳房、卵巣、肺、胃、大腸、食道、膵臓

新型コロナウイルスに対する抗体量を測定する検査です。
ワクチンを接種された方も、感染された方も体内に抗体を保有している状態になります。その抗体量がどれくらいあるかを調べる検査です。ワクチンを接種されていない方で陽性と出た場合は、過去に感染していたことになります。感染早期(2週間以内)の可能性もありますので、体調によってはＰＣＲ検査(ウイルスの遺伝子を見る検査)をお勧めします。
※ワクチン接種済みの方は接種後2週間以上経過しないと正しい抗体が検出されない場合がございます。
※検査時点で感染していないことを証明するものではありません。

血液中のアミノ酸濃度のバランスから現在がん(対象臓器：胃、肺、大腸、膵臓、前立腺、乳腺、子宮、卵巣)である可能性、10年以内に脳卒中・心筋梗塞を発症するリスク、4年以内に糖尿病を発症するリスク、大切な栄養素である必須・準必須アミノ酸が現在血液中で低下していないかを評価する検査です。
※妊婦、授乳中の方、先天性代謝異常の方、透析治療中の方、がん・糖尿病の治療中の方はお勧めできません。

アルツハイマー病の前段階であるＭＣＩ(軽度認知障害)のリスクをはかる血液検査です。
この検査ではアミロイドベータペプチドを排除する機能を持つ血液中の3つのタンパク質を調べることでＭＣＩのリスクを判定します。
ＭＣＩはそのまま過ごすと約5年で半数以上が認知症に進行するといわれていますが、ＭＣＩの段階で適切な予防や治療を行えば認知症の発症を防ぐことや遅らせることができると分かっています。
最近物忘れが増えてきた方、肥満や糖尿病など生活習慣病の恐れがある方、ご家族の様子が少し変わった気がする方にお勧めです。
※検査結果のお届けは４～５週間後となります。
※メーカーの料金変更に伴い2022年度より料金変更となりました。

動脈硬化が原因で起こる疾患(脳梗塞・心筋梗塞)の発症リスクを測定する血液検査です。
この検査では血液中に隠れている動脈硬化を引き起こす原因物質「変性ＬＤＬ」と「ＬＯＸ１」の量を調べています。画像検査は動脈硬化が進行しないと脳梗塞をみつけられませんが、この検査では動脈硬化が進行する前の段階で脳梗塞のリスクを調べることができます。
脳梗塞・心筋梗塞を起こされたご家族がいらっしゃる方､脳梗塞・心筋梗塞の発症が不安な方､高血圧・脂質異常症・糖尿病の既往歴がある方にお勧めです。
※血栓塞栓症の治療薬(ワーファリン)や脂質異常症の薬(スタチン類)を服用中の方は数値に影響がでます。

腸内細菌を構成する菌のバランスを算出し腸内環境を総合的に調べます。少量の便を採取していただくだけの簡単な検査方法で調べることができます。
大腸内に腸内細菌が住みついている様子を花畑にちなんでフローラと呼んでいます。最近の研究では、この腸内フローラが腸に関わる疾患(大腸がん、潰瘍性大腸炎など)の他に糖尿病やアレルギー、うつ病、認知症などの疾患との関連も示唆されています。
自分に合った腸活を行うための様々な情報がわかる検査です。また生活習慣の改善により腸内フローラは改善できますので、複数回検査をすることで腸内フローラの変化がわかります。

胃がん、慢性萎縮性胃炎、胃・十二指腸潰瘍の原因とされるヘリコバクター・ピロリ菌の感染の有無を血液検査で調べます。
陽性の場合はピロリ菌に感染している、あるいは過去に感染していたと考えられます。
※この検査はピロリ菌の感染診断に適した検査方法であり、除菌判定には不向きな検査方法ですので除菌歴がおありの方は尿素呼気試験などによる検査で除菌判定を行ってください。

血液検査で以下の植物性アレルゲンにアレルギーがあるかを調べます。
植物性セット：スギ、ヒノキ、イネ科、雑草(ブタクサ等)、ハウスダスト（ダニ）

血液検査で以下の動物性アレルゲンにアレルギーがあるかを調べます。
動物性セット：イヌ皮屑、ネコ皮屑、スズメバチ、ガ、ゴキブリ

血液検査で以下の食物性アレルゲンにアレルギーがあるかを調べます。
食物性セット：卵黄、卵白、牛乳、小麦、そば

血液検査で甲状腺ホルモンの分泌機能を調べることで、甲状腺の働きと異常(亢進症と低下症)がわかります。
疲れやすい方、ほてり・むくみ・動悸・イライラ・不眠などの症状がある方、月経不順や無月経が気になる方、下痢や便秘が気になる方、首元に腫れがある方にお勧めです。

深部静脈血栓症、肺血栓塞栓症、心筋梗塞や脳梗塞の原因となる血栓が形成されているか、または形成された可能性があるか､体内で血栓が形成されやすい状態になっているかを調べる検査です。
血液検査でＤダイマー(血栓が溶かされた時に生じる物質)とＴＡＴ(血液の凝固亢進を反映するマーカー)の上昇の有無を調べます。 ＤダイマーとＴＡＴの組み合わせは特に深部静脈血栓症や肺血栓塞栓症の予測に役立ちます。また、血栓症の副作用のあるピル内服中の方にもお勧めの検査です。

超音波により骨の密度を測定する検査です。
値が低いと骨が折れ易く骨粗鬆症などの危険があります。

肺（CEA、シフラ）、消化器（大腸・胃・膵臓）（CEA、CA19-9）

肝臓（AFP） ※1

肺・消化器セット（CEA、シフラ、CA19-9）

3臓器セット（肺・消化器・肝臓）（CEA、シフラ、CA19-9、AFP）　※1

男性用：前立腺（PSA）

全臓器セット（男性用：CEA、シフラ、CA19-9、AFP、PSA）

女性用：卵巣（CA125）　※1

全臓器セット（女性用：CEA、シフラ、CA19-9、AFP、CA125）　※1

心臓から分泌されるホルモンの一種で、心不全を引き起こす心臓病の早期発見に役立つ血液検査です。
心疾患は心電図検査だけでは検出できない場合がありますが、この検査を併用することでスクリーニングの感度が上がるため、心疾患が心配な方にお勧めです。

痰の中にがん細胞がないか顕微鏡でみる検査です｡
心臓や背骨の影響でＸ線画像では診断が難しい部位がありますが、痰の中にがん細胞が出やすいので診断に有効です。40歳以上の喫煙者で、痰が出る方に特にお勧めです。